ヅカローの感想をダラダラ書き殴る
ヅカロー、いよいよBlu-Rayが発売になりましたね。
普段はあまりBlu-Rayを買わないのですが(スカステに加入しているとなんとなく躊躇してしまう…)友人や家族とみるために購入したので、ダラダラ見ながら個人的に面白いと思った部分や感想をひたすら書いていくことにする。
以下、全部ネタバレです。
・オープニング
まず真風さんが「俺たちはただ…この街を守りたかっただけだ!」と言って鏡をパリーンと割るシーンだけで掴みはオッケー!!!スタンディングオベーション!!!という気持ち。
そして立木さんのナレーションをすっしーさんが務めるのが最高。立木ナレに役がつくの面白すぎる。
各チームのオリソン~ハイグラで涙ぐんだオタクいっぱいいるよね!?ビジュアルは基本原作通り(鬼邪高のみ学ランが青くなってた…)で一気に世界観に引き込まれる。開演5分でハイグラで最高潮にブチ上がる。
・山王連合会紹介ソング~床屋ピューマ
街並みの再現がすごい。よくわからんのぼりも原作のまま…せっかくならアメコのワゴンも置いてほしかったけど、シトくんの初登場はSeason2なのでなくて当然なのか…?余談だけど劇場の売店にアメコのドリップコーヒー売ってて一人で爆笑していた。LDHのバイタリティがすごい。
ダンの関西弁が下手すぎることだけが最後まで気になったかな…健二郎がネイティブすぎるから…
Do or Dieで殴り合っているシーン、原作に登場するよくわからない駐車場?が背景になってて笑った。そこまで再現するんかい。
床屋ピューマの作りこみもよかったけど、なんでITOKANじゃなかったのか本当に悔やまれる…宝塚が作るITOKAN見たかったよー…
・古城での舞踏会
なぜかラスカルズ主催の舞踏会に参加する山王連合会。ロミジュリ意識させるためなんだろうけど山王のメンバーが舞踏会に行くのはシュールすぎる…と思ったけどDTCとかドラマのCパートでさらっとやってそうだから問題なし。
ロッキーの見た目のインパクトすごいけど、ロッキーといえばシルバーのグリルなので物足りなさも…まぁ芹香さんがグリルつけてたらびっくりして泣いちゃうけど…
小さいHevenの模型が出てきたときクスッとした。かわいい。
このあたりからコブラが異様にしゃべる。確かにMUGEN時代のコブラって結構短絡的というか、脳と拳が直結しているところあったけど…
このあとロッキーが母と姉のことを歌うシーンがあるんだけど、これだと正史(なんてものが存在するのかは知らんけど)とズレるよね?KOUがロッキーの母と姉が自殺したことを知るのはキジーとカイトが戻ってくるときだったはずなんだけど…
・カナと山王の街を巡る
ハイロー初見の宝塚のオタクがコブラがノーヘルなことを気にしていたけど、ハイローの世界でヘルメットを被っている人は少数派なので問題ないのである。それよりもカナの服がバイクに巻き込まれそうなのが気になりすぎた。バイクにはちゃんとハーレーのロゴが入っていたけど本物のバイクなのだろうか…
・苺美瑠狂歌唱シーン
FWMでも歌ってくれたから歌唱シーンがあるのは想像してたけど嬉しかったな~。ハイローにおける苺美瑠狂の描かれ方には不満があったんだけど、ヅカローではいっぱい活躍させてくれてよかった…晴美役(晴美役なんてものはない)の夢風さんが晴美っぽくてテンション上がった。
・山王商店街のアーケードの上
まさかこんな形であのアーケード上が再現されるとは…親の顔ほど見た山王商店街のアーケード上。ちなみにこのアーケードはこのあといろんな形で利用されていて面白かった。
・苦邪組の登場シーン
宝塚で暴力団を出せないのはわかるけど、九龍やDOUBTでもよかったのでは…という気持ちもある。OneTimeOneLifeとASOBO!が聞きたかっただけですすみません。
結局メイナンツーが何者なのかは何回見てもわからなかったな…
・達磨一家登場シーン
和太鼓&和傘がとにかくかっこいい!!!もえこのコドウタカナル最高!!全シーンで一番迫力あるかもしれない。
コブラの「拳は人を守るときに使う」云々はレッレの尊龍から取ってるのかな?
それにしてもコブラは日向に一方的にボコボコにされることが多いな…
・鬼邪高校登場シーン
5チームの中で唯一原作にあるシーンを再現してくれた鬼邪高。村山へのリスペクトも高くて、関ちゃんにおんぶしてもらう村山はただのハイローだった。元村山のオタクとして、こってぃがVANS履いてくれてるのが個人的にめちゃめちゃ嬉しかった!!!
・無名街
ハイロー出のGENERETIONSの元オタクとして、龍友くんと涼太くん以外が歌うRUN THIS TOWNが聴ける日がくると思っていなかった…このシーンのためにチケット代を払っていたといっても過言ではない。
振付がすごく好きなんだけど、KAORIaliveさんの振付らしい!KAORIaliveさん、最近だとネバセイのフィナーレの印象が強かったんだけど、たしか昔三代目の振付もしてたんだよね。原曲っぽい振りがあって嬉しかったな~。
あとなぜかRTTだけバラードアレンジがあって笑った。好待遇である。
無名街が火気厳禁なのは知らんかったな…まぁ無名街はよく燃えるしな…
・HEVENのオープニングパーティー
WHITEOUTで突然のEDM感。これぞClubHEVEN。もうちょっとCYBERJAPAN感のあるダンサーがいてもよかったのにとも思う…
それにしても開店初日からHEVEN燃やされてロッキーかわいそうすぎる。お客様の安全を第一に考えるロッキー、ちょっと解釈違いだけど啓司さんも言うのかな…
・苦邪組とSWORDの抗争
無名街が燃えてるの見て腹抱えて笑った。めちゃくちゃ笑顔になったもんな…(こら)
スモーキーの「この代償は大きい。お前は無名街に何を置いていく」、スモーキーが言いそうなセリフNo.1でしょ。後半の殴り合いのでスモーキーが咳き込んでるんだけど、それが結構大きくてずんちゃんの元気さを感じれてよかった。
苺美瑠狂が抗争に参加してくれるのが本当に本当に嬉しくて、おにぎり作って待ってなくてよくなったことにうるっときたな…
「テメェら、後悔すんなよ」からのハイグラ、100万回くらい見た!!!!最高のハイグラ!!!
・エンディング
全員でのハイグラで最後にブチ上がったし、これが見たかった!!!ザラで見たようなライブ感を宝塚劇場で見れるとは…この部分だけ何回もリピートした。
以上、いろいろ書いたけど大満足の公演で毎公演すごく楽しめました。
曲の使い方が上手というか原作そのものだと感じたし、作り手のハイローへのリスペクトをいっぱい感じれて嬉しかったな。
以前のブログで言及したこともあるんだけど、ハイローってすごくホモソーシャルなストーリーだと思っていて、無骨な男性だけの世界で構築されているのが特徴だと思っているんです。
https://haraherinanako.hatenablog.com/entry/2017/09/15/155248
(遥か昔に書いたハイローブログ)
そんなストーリーを、女性だけで構成されている宝塚で上演することって相当ハードルが高かっただろうし、個人的にも驚いたんだよね。徹底的に女性を排除した世界観を女性だけで描くことが、今の時代において意味のあることだと思うしすごく嬉しかったです。
このあとのカプリチョーザも最高のショーなんだけど、うまくまとめられないので今回はお芝居の感想のみで。
宝塚のオタクとしても、LDHのオタクとしても文句なしの公演でした!!
来週で終わっちゃのさみしいな…と言いつつまだ来週も観劇するので、最後までヅカローを楽しみ尽くしたいと思います。