GENERATIONS from EXILE TRIBEさんのことを好きになりました

 

もちろんきっかけはハイローですが、私は三代目さんでもなくセカンドさんでもなくGENERATIONSさんを好きになりました。という記録と覚悟の話。

 

もともとRUN THIS TOWNがすごく好きだったのもあるが、ハイローLIVEでAGEHAとHard Knock Daysを披露する彼らを見て、「これなら応援できるかも」って思ったのが一番のきっかけだった。もちろん三代目さんも好きだしセカンドさんも勉強したけど、もともとオラついたパリピ集団に免疫がなくていまいちハマりきれなかったところで、ふんわりジャニーズっぽい雰囲気をまとったGENARATIONSさんを目で追うようになった。GENERATIONS高校TVを見るようになって、アルバムを聞くようになって、気がついたらライブDVDを購入していた。ハイロー初見からここまで大体1ヶ月弱くらい。

ライブ映像見て思ったのは「バリバリ踊るへいせいじゃんぷさんみたい……」だった。ライブではそれぞれのイメージカラーの服を纏ってくれるし、立ち位置は決まってるし、意外と甘い曲が多い。ラップに造詣が深くないのでメロディーラインがわかりやすくまっすぐな歌詞は理解しやすくて助かる。何よりパフォーマンスしているときにみんなキラキラした笑顔なのが本当に好き。

GENARATIONSさんを知っていく中でいろんなことを覚えた。ボーカルふたりが関西出身というのは同じ地に生まれた私に親近感を与えてくれたし、パフォーマーという新しい概念を知った私は初めてその意義を理解し始めていた。メンバーのそれぞれが意識を高く持ち夢に向かって走っている姿は長らく三次元のメンズを応援することから離れていた私をすぐに引き戻してくれた。発展途上である彼らはいろんな仕事をさせられていて、一昔前の嵐さんを思い出した。

ただ、彼らを応援するにあたってひとつ問題点があった。彼らが発展途上でありすぎることだ。ジャニーズにしてもそうじゃなくても、共通して発展途上のグループは非常に危ういと思う。それはモラルなどの問題ではなくて、脆いという類の危うさだ。勘違いされると困るので先に言っておくが、彼ら自身の行動に問題があるのではない。仕事に真面目に取り組まなさそうとか、チャラチャラしててスキャンダルが多そう、とかいう心配では全くない。むしろ、自分たちがしたいことや目指しているものと、求められているもの・要求されているもの(と彼らが感じているもの)のギャップにもがいている、といった感じ。GENERATIONSさんはEXILE TRIBE mobileという有料サイト内で全員がブログを更新してくれているのだが、ジャニーズあがりの新規からしたら「この内容、大丈夫なのだろうか……」と心配になるような内容が散見される。その大体が自身やグループに関した熱い思いなのだが、それをファンに向けて発信されると「わかってるよ……君たちの魅力はファンの皆がきっと一番わかってるから……」とやるせない気持ちになる。有料サイトなのでファンしか読むことがないのできっときわどい思いを発信できるのだろうが、それはファンの応援でどうこうできるレベルを超えている。自分たちがやっていることが正当に評価されないことの悔しさやこれからの豊富や夢を語ってくれる姿は、中高生のファンは喜ぶかもしれないが、成人してくたびれた私のようなオタクには胸焼けをおこしそうになる程眩しい。いや、わかるんだけど!自分たちが魅せたいものと世間が見たいもののギャップとか、売り方とか。私はハイローを見るまで全くLDHについての知識がなかったので偏見もあったし、そもそもGENERATIONSさんの活動自体をほぼ知らなかった。そうした現状に言いたいことがあるのはわかる。わかるが、心配になる私の気持ちもわかってほしい。言うなと言っているんじゃなくて、言ってしまったことで彼らに悪影響があることを危惧しているのだ。

ジャニーズの発展途上でもそうした発言はある。ただ、テレビ誌やアイドル誌の小さな文字を追いかけて追いかけて深読みして「彼はこういう思いで仕事に取り組んでいるのかもしれない」くらいだ。もしくは時間が経ってから本人たちが回顧するパターン。「あのときはこうで~でも自分たちは~」みたいな。まぁそうじゃないこともあるし、思い返してみれば、今や国民的アイドルの嵐さんですら10年以上前はスキャンダルばんばんでたり後輩に二番煎じと言ってみたりとずいぶん過激な振る舞いも多かったのでなんとでもなると思うんだけど。思うんだけどね!(GENARATIONSさんがファンを不必要に不安にさせている、という意味ではないです)

もちろん、ジャニーズに比べてSNSを持っていたりブログの投稿数が多かったりと感情の露出先が多いことにも関係しているだろうが、GENERATIONSさんのこういう姿勢は古のオタクには刺激が強くて、最初はかなり戸惑った。正直、この先ずっと同じ熱を持って、もしくは今よりもっと熱い気持ちを持って応援できるのかが不安で仕方な「かった。」過去形で書いたのは、こうした危ういグループを応援するのには相応の覚悟が必要だと思うようになったからである。

ここ一年程で何回も「そろそろオタクやめどきかもなぁ」と思うことがあった。新ジャンルに手を出すのはしんどくて既存ジャンルでばかり活動していて、現場にも行けない日々が続いた。ちょっと気になるジャンルがあっても、ジャンルの不祥事が明らかになって次第に食指が伸びなくなっていった。そんなときにGENARATIONSさんと出会った。彼らは胸焼けするほど濃い味のパフォーマンスを披露してくれる。もう新しいジャンルに手を出すのは無理かなと思っていた私だが、その熱量に負けるかもしれないと尻込みするのではなく、しんどくても彼らの挑戦を見届けようと思うようにしようと決めた。「思う」じゃなくて「決めた」なのは、応援するにもそれなりの覚悟がいると思ったからだ。途中でやめて、「お金無駄にしたな」って思うんじゃなくて、「応援する」という目的で応援する。成長を目撃させていただくための「応援」でそれ以外の目的はない。ないと信じたいがスキャンダルにも目を瞑る。何があっても、好きでいることを諦めない。とりあえず1年、彼らを応援する。そうして、おこがましいかもしれないが、彼らの目指す夢を一緒に試行錯誤しながら模索していけたらいいなと思う。

 

以上は自分の決心であって、GENERATIONSさんの株を下げることを目的としているのではない。GENERATIONSさんはメンバー全員がすこぶる可愛くてかっこよくて、歌もダンスもキレキレな素晴らしいダンス&ボーカルグループです。

余談だが、ファンを不安にさせないタレント、俳優、アーティスト、まぁ何に然りだが、は意外と少ないので推しに不安にさせられたことがないというオタクは自信を持って応援し続けてほしい。もちろん、不安になることやひやひやすることが好きな方もいらっしゃると思うのでそんな人も自信持って今の推しを応援してください……